BTC EmbeddedPlatform 2.11がリリースされました。
ハイライト
アーキテクチャ更新とMILシミュレーションの性能向上
アーキテクチャの更新とMILシミュレーションの繰り返しを高速に行うことができるようになりました。
形式化要求の検証機能のサポート
形式化された要求が意図された振舞いを記述できているかどうかを検証できるようになりました。
Embedded CoderアーキテクチャのAUTOSARに対するClient/Server Connectionサポートの強化
モデルのトップレベルにClient/Server Connectionがない場合でも、AUTOSAR of Embedded Coderアーキテクチャのインポートができるようになりました。
Data Store Write/Readブロックのサポート強化
Data Store ReadとData Store Writeブロックが同じSUTに含まれ、Data Store Memoryのオプション「データストア名をSimulinkの信号オブジェクトに関連付ける」がONの場合、出力としてData Store Writeを確認できるようになりました。
ベクタ生成設定の再利用に対応
ベクタ生成後にベクタ生成設定を再利用できるようにしました。
IBM DOORS Nextのサポート強化
階層化された要求をインポートできるようになりました。
シーメンス社製Polarionのサポート
要求やテストケースのインポートをサポートしました。また、テストケースやテスト結果をPolarionに戻すこともサポートしました。
スクリプトビューの強化
コンテンツアシストや自動インデントなど、テストケース詳述のサポートが強化されました。また、Assignment formula/Local Verdict Functionを複数のステップに詳述できるようになりました。
ライセンスサーバの場所指定に対応
専用のEP起動パラメータでライセンスサーバの場所を定義できるようになりました。
Open API仕様に準拠したREST APIの提供
Open API仕様に準拠したREST APIを提供するようになりました。これにより、REST APIはJenkinsなどとの統合的な接続を堅牢にするだけでなく、環境への組込みを容易にすることができるようになりました。
MATLAB 2021bのサポート
MATLAB 2021bに対応しました。